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部屋の片隅で円盤は回る

Graphic

2024

立体と映像を用いたインスタレーション。部屋に置かれた円盤を起点に、空間に配置されたオブジェクトを複数のカメラを使って複数のモニターに映し出すことで最終的に平面に落とし込む。映像やオブジェクトをメタ的に扱い、それらの間に介在する鑑賞者ですら一つのオブジェクトとして扱う。カメラによる映像を私たちが見ているのか、あるいは見られているのか、その境界が徐々に曖昧になる。

制作: 有本怜生